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小学生低学年男子のトラブル【実体験4パターン】どう対処する?

小学生の男の子は良く言えば元気!悪く言うと乱暴!な子も少なくないです。

今回は小学生低学年男子のトラブルについて、実際に男児2人を育児中の経験からトラブルの内容やその対処法についてまとめていきたいと思います。

 

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小学生低学年男子にありがちなトラブルの内容

小学生の低学年のうちはまだまだ感情のコントロールもうまくいかず、ちょっとしたことで口げんかに発展し、それがエスカレートして手が出てしまうという事につながることが多かった印象です。

どんな場面でトラブルが起きる?

  • 学校でトラブルになる
  • 登下校中にトラブルになる
  • 公園でトラブルになる
  • 自宅でトラブルになる

小学生の活動場所である上記のパターンで起きるトラブルがほとんどだと思います。ではそれぞれの場面での実際のトラブルとその適切な対処法について考えてみたいと思います。

学校の先生から電話が。学校で起きたトラブルの対処法は?

実際に学校から電話があって一番印象に残っているトラブルをご紹介いたします。わが子が「加害者」とされたトラブルのパターンです。

先生の話を要約し、時系列にトラブルを並べてみると以下の通り。

  1. 次男がクラスメイトのA君に「耳にティッシュを詰めないと友達をやめる」と言った。
  2. A君は自ら耳にティッシュを詰めた
  3. ある日A君の保護者が異変に気が付き病院へ連れて行ったところ耳からティッシュが出てきた。
  4. A君の保護者から学校へ連絡がいき次男に「耳にティッシュを詰めないと友達をやめる」と言われたと言っていると報告があった。

このことを担任の先生から告げられて正直信じられなくて固まってしまいました。これが本当であれば次男はあまりにもひどい「加害者」です。

 

この報告を受けて母親である私はどうしたか。

 

まずは次男本人に話を聞きました。真実を知りたかったので怒らずに丁寧に耳をかたむけたつもりです。

 

次男から出てきた言葉は「絶対にそんなこと言っていない」ティッシュを詰めたことも知らない」の一点張りでした。

 

時間を改め、聞き方を改め、試行錯誤して話を聞いてみたのですが「そんなこと言うわけがない、何のことだかさっぱりわからない」という調子なのです。これは困った。

 

事実であればきちんと叱らなければならないし、事実でないのであればなぜA君がそんな事を言ったのか真実を明らかにしないといけません。ただA君の耳にティッシュが入っていたことだけが事実。

 

A君のお母さんの連絡先を知っていたので、まず私は直接連絡をして話を聞いてみました。当然お母さんもA君が言っていた通りの事を事実として受け止めています。私も正直に次男は否定しているという点も含めてまずは本当に申し訳ないという気持ちを伝えました。

 

ただ、この時A君のお母さんと話していて気になる点が出てきました。

「上靴に定規を入れられて踏まないと友達やめると言われたことがある」「いつも学校に一緒に行っていた友達にある日突然仲間外れにされた」などなど、お母さんとしてはA君が頼りないところがあるからしっかりしてほしいという語り口だったのですが私が受けた印象は別のものでした。

 

詳細は省きますが、おそらくA君は「嘘をついてしまう」タイプの子ではないかと思ったのです。もちろん次男の「言っていない」という言葉を鵜吞みにするわけではありません。

 

次男とA君と同じクラスのお子さんに話を聞いてみたり担任の先生に相談していくにつれそう感じたというのが事実です。

 

結局この件ははっきり解決はせず、数年経った今ももやもやしていますが当時の解決策としては以下の通り。

 

  • まず子どもの話をよく聞く
  • 真実がわからない状況になってしまっているが名前があがっている時点でなにかしらの関わりがあったことには違いがないであろうということで保護者同士でも話をした
  • 真実は闇の中になってしまったが今後、このようなトラブルが起きないように日頃から言動には気を付けるように伝えた

ちなみにこの件以降、クラス替えがあったことなどもありA君と次男の交流はほぼなくなりましたが、それはそれで良かったと思っています。すべての人と仲良く過ごせるわけではありませんからね。

 

自分がその場にいない時のトラブル対処の難しさを感じる一件でした。

登下校中のトラブル。どう対処する?

登下校中のトラブルも小学生にはあるあるかと思います。

我が家の男児2人も泣きながら帰ってくることがありました。

そのうちの一つをご紹介します。

「首絞められたーー!!」と泣きながら次男が帰宅。

物騒なセリフだな…と思いながら泣きじゃくる次男の話を聞きました。

友達と下校中、3歳年上の男の子にからかわれて言い合いになり首を絞められたとのこと。さてどうしようか。まずは事実確認です。3歳年上の男の子は我が家の長男と同い年でたびたび名前があがるちょっとやんちゃな子。登下校で我が家の前を通ることがわかっているので翌日に本人に話を聞きました。おおむね次男が言っていたことが事実だったようなので「首しめちゃだめだよ」と本人に直接注意しました。すごく当たり前のセリフ。この件はこの子とのトラブルが1回目という事もあり、本人に直接注意もできたので特に相手の保護者に連絡することはしませんでした。

公園から泣きながら帰ってきた子ども。公園で起きたトラブルの対処法は?

公園トラブルも特にやんちゃな小学生低学年男児ならあるあるかと思います。小学生になりお友達同士で公園で遊ぶ機会も増えますよね。そんななか、実際にあったトラブルとその対処法をご紹介します。

お気に入りの水鉄砲を壊されて号泣帰宅した次男。夏の暑い日、次男はお気に入りのスプラトゥーンの水鉄砲をもってお友達数人と公園で遊んでいたのですが、水鉄砲を地面に置いているときにそれに気が付かなかったお友達が誤って自転車で踏みつけてしまい水鉄砲が破損してしまったという事件です。

泣きながら帰ってきた次男の話を聞き、(水鉄砲としては高価だったので内心私もダメージは受けましたが)お友達もわざとじゃないから許してあげようね、水鉄砲はまた新しく買おうねと話しなだめました。次男も、水鉄砲が壊れてしまった悲しさで涙はとまりませんでしたがお友達がわざとじゃないことも理解しておりなんとか自分の心を立て直そうとしているように見えました。

ただ、この壊してしまったお友達もとても心を痛めていたようで後日「お年玉から弁償したい」という申し出とともに現金を持ってあらわれたのです。

いたたまれない気持ちになりました。

私は「水鉄砲は大丈夫だよ、ありがとうね。」と言って現金は受け取らず、相手の保護者の方にも連絡を入れ、お気持ちだけ受け取っておきますとお話をしました。

このお友達とはいまでも仲良くしているようです。

自宅でお友達とトラブル。どう対処する?

これは少し特殊なパターンかもしれませんが実際に我が家で起きたトラブルをご紹介します。

長男が1年生のころ自宅にお友達を招き2人で遊んでいた時の事。「お友達がクローゼットでおしっこをしたー!!」と長男から報告が。え・・・・?意味が分からない…。と思ったのが正直なところです。

長男とそのお友達の話を聞いてみたところ

お友達「長男君がここでおしっこしてみてと言った」

長男「まさか本当にするとは思わなかった」

はい、おバカ丸出し男児たちです!(笑)

クローゼットには布団などもありこれはなかなかの珍事件ですΣ( ̄ロ ̄lll)

この時の私の対応は・・・・

  • 雑巾とバケツを用意して後始末を2人にやってもらう
  • お友達の保護者にも連絡を入れる

というものでした。もともとお付き合いがあり伝えやすい関係だったこともあり、相手のお母さんにも「うちの長男に言われてクローゼットでおしっこをしてしまったという珍事件があったよ」とありのままを伝えました。もし逆の立場なら絶対に連絡が欲しいと思ったからです。相手のお母さんは平謝りでしたが、お互い男児を育てる身として今後も連絡を取り合って頑張ろうね…と穏やかに話はまとまりました。

 

このお母さんとは今でも学校での悩みなどを相談できる関係を維持できています。

 

小学生低学年男子のトラブル、親としてできることは?

場面別に4つ、ちょっと特殊な事例も含めて実体験トラブルをご紹介してきましたが、どんな場面でも親としてできることに大きな違いはないかと思います。

  • まず自分の子どもの話をよく聞く
  • 可能であれば相手方の保護者とも話す
  • 学校にも相談してみる
  • 絶対にしてはいけないことは念を押して繰り返し伝える

親としてのNG行動は?

子どもが泣きながら被害を訴えてきたら親としても心配になり怒りの感情でいっぱいになってしまうこともあると思います。でも本当にトラブルを解決したいのであれば一度冷静にならなければなりません。自分の子どもの言うことを信じたいのは当然ですが、子どもは自分にとって都合の悪いことは言わない傾向があるので、一度冷静になり話をよく聞いてみるとトラブルの別の側面が見えてきたりすることもよくあります。

トラブル相手の保護者や学校に怒り任せにクレームをしても解決に繋がるとは思えません。「解決」を望むのであればとにかく「冷静に」

まとめ・関連記事

小学生になり徐々に自分の世界を作り始める年ごろ。そうはいってもまだまだ幼く、どうしてもトラブルを起こしてしまう小学生低学年男子に今回はスポットを当ててみました。子ども同士のことだから…と突き放すのもある意味正解なのかもしれませんが、場合によっては適切な関与が必要なことも少なくない年頃とも言えるのではないでしょうか。子どもも未熟だけど親もまだまだ未熟者。そんな気持ちでトラブルが起きたときは最善の方法を探りながら対応していきたいと思います。