ご訪問ありがとうございます。
札幌で子育て中のサマです。
実は次男を妊娠中
とても辛い診断をされた経験があります。
珍しいものだったのでなかなか
まわりで詳しく話を聞くこともできず
当時はネットで情報を集める日々でした。
その頃の記録をしておきたいと思います。
少しでもどなたかの情報収集のひとかけらになれれば幸いです。
次男を妊娠していることがわかってから、異常を指摘されたのは12週3日の妊婦検診でのことでした。
その日は前回の受診で心拍が確認され、母子手帳を貰ってから初めての受診。
妊婦健診としての第1回目の受診日です。
いつものように長男を連れてAクリニックへ。
血圧と体重を計り、名前を呼ばれてT先生によるお腹の上からの超音波。
お腹の子は動いて見せてくれました。
手で顔をこするような仕草をしたり、
足をびよーーんとのばしてみたり
とても可愛らしかったです。
が。
T先生が
「う~ん。ちょっとよくわからないから下からもみてみよう。」
と言うのです。
一気に不安になりました。
お腹からの超音波で済むはずの日。
わざわざ下からも見る必要があるというのは
何か気になる点があると言う事です。
私は必死で気持ちを落ち着けながら内診室へ移動しました。
そして下からの超音波を確認しながら先生は言いました。
「赤ちゃん、よく動いているし大きくなってるんだけどね、首の後ろが浮腫んでるんだよね。」
私も目を凝らして画像を見てみると、
確かに、けっこう厚みがあるように見えました。
その後診察室へ戻りT先生と話をしました。
このように浮腫みが見られる場合、
染色体異常の可能性や、心臓等に何らかの病気の可能性があることを告げられました。
そして詳しく見てくれる病院を紹介するので行ってみたらいいと言われました。
それはそれは動揺しました。
でもそばに2歳の長男もいるし、ここで感情を出すわけにはいかないと思って
必死で思考を止めるように努力しました。
そしてこの時点で私はT先生に
「もしはっきりとした異常が認められた場合、あきらめるという選択肢が私・・出てきちゃうと思うんですけど・・・」と言葉に詰まって最後までは言えませんでした。
なんで待ち望んでた子がお腹で元気に動いてるのを見た直後に
その命をあきらめる話をしなくちゃならないのか。
本当に動揺してしまい自分でも訳がわからなくなっていました。
紹介状を用意してもらっている間、
妊婦さんがたくさんいる待合室で待つのが地獄のようでした。
無邪気に遊ぶ長男を見ながら、
必死で感情を抑えましたが、それでも涙が出そうになるほど
一気に私は不安定になってしまいました。
次の記事へ続きます。
→「システィックヒグローマ」という言葉を知った日。 - 【サマブロ】札幌で子育て