ご訪問ありがとうございます。
札幌で子育て中のサマです。
実は次男を妊娠中
とても辛い診断をされた経験があります。
珍しいものだったのでなかなか
まわりで詳しく話を聞くこともできず
当時はネットで情報を集める日々でした。
その頃の記録をしておきたいと思います。
少しでもどなたかの情報収集のひとかけらになれれば幸いです。
システィックヒグローマ~羊水検査の結果待ち~夫と話した事~ - 【サマブロ】札幌で子育てからのつづきです。
17週3日
妊婦検診と羊水検査の結果を聞きに
かかりつけのクリニックへ行きました。
あまり思い詰めないように気をつけて生活していましたが
私たち夫婦の話し合った結果では
羊水検査の結果は生死を分けることになる事なので
2日前くらいから眠れませんでしたし緊張していました。
お腹の子の病気をcystic hygroma(システィックヒグローマ)
と診断したH医師には、
「稀に元気に生まれてくる子もいるがその可能性はほとんど無い」
と言われていました。
なので当時の私はどこかで諦めていたのかもしれません。
cystic hygroma(システィックヒグローマ)を発症しているので
「陽性」が出る可能性は低くはないでしょうとも言われていました。
でも、でも、でも
その日私たち家族が聞いた検査結果は
「陰性」、つまり染色体異常はなしだったのです。
そしてなんと首の浮腫み自体も
「ほとんどわからないくらいになっている」
とかかりつけのT先生に言われたのです。
更に
「今日初めてうちにきた妊婦さんだとしたら、大きさも丁度いいし、普通に見て、赤ちゃん順調ですよ。って言えるレベルだよ」
とT先生が言ってくれたのです。
その言葉がどれだけ心強かったことか。
「浮腫みが全身に広がるような様子も見られないし心臓もしっかり動いている。この子の場合今すぐどうこうしようって決めなくていいと思うよ。本当に難しそうな時は私はハッキリ言うから。」
「必要なら心臓のエコーを詳しく見てくれる病院も紹介するよ。心配ならもう一度H先生(cystic hygromaの診断、羊水検査をしてくれた病院の医師)のとこでもう一回見てもらってもいいし」
その言葉のどれもが本当に心強かったです。
このクリニックのこの先生を選んで本当に良かったと思いました。
最後にチラッと「なんか男の子っぽいな」と笑顔で言われて
私も「やっぱりか」と笑いました。
笑う余裕をくれた先生ありがとう。
私たちはH先生のところへ予約を入れてもらうよう
お願いして診察室を出ました。
私の中で、
夫と話し合った「陰性の場合どうしよう…」という悩みは
その時点でほとんど消えていました。
診察室を出て、一緒に話を聞いていた夫の顔を見ると晴れやかでした。
「いい方向にきてるんじゃないか」と笑顔で私に言いました。
私も同じ思いでした。
検査結果、先生に言われた心強い言葉
なによりエコーで見たおなかの赤ちゃんの元気そうな姿。
もちろんまだまだ不安もリスクも大きいです。
心臓に重大な病気を併発してる可能性もまだわかりません。
ですが
この日の健診であんなに悩んでいた私の気持ちは
変わりました。
「この子を抱きたい。」と。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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システィックヒグローマ~妊婦健診の他に必要なこと~ - 【サマブロ】札幌で子育て