今回は
卵アレルギー(完全除去)の長男が「食物負荷試験」をした日
の事について記録していきたいと思います。
経過観察の記録はこちら↓
卵アレルギーの経過「完全除去→食べられるようになるかも」 - 【サマブロ】札幌で子育て
食物負荷試験当日
同意書
まず病院で「同意書」を確認しサインします。
参考までにその同意書に書かれていたことを記しておきます。
「現在のところ食物アレルギーの治療は食物アレルゲンの除去ということが唯一の治療です。そこで食物アレルギーの患者さんに対して必要最小限の食物除去を指導させていただくのですが、アレルゲンの検査(lgE CAP RAST,皮膚テスト)等では正確に診断ができずに最終的に食物負荷試験が必要になります。今回の検査ではショックなどに十分注意し対策を十分に準備したうえで保護者の方にも一緒に観察していただきながら慎重に食物負荷試験を行います。」
と上記のように書かれていました。
サインして病室へ。
病室へ
長男は病衣に着替えさせられ、体調の変化を観察するために体にあれこれペタペタと貼られてる段階でちょっと怖くなってしまったみたいで泣いてしまいました^^;
ですが「今日はご飯を食べに来ただけだよ♪大丈夫。」
となだめなんとかご機嫌回復です。
当日テストに使う食品は担当の先生と相談して「ラーメン」と決めていました。この食品は母である私が自宅で茹でて病院へ持ち込みました。
食べてみる
そしていよいよ緊張のひと口目。
先生と私と看護師さんが見守る中、
長男(当時2歳)は初めてのラーメンをひとかけら口にします。
本当に少しずつです。
そしてバイタルチェックをし本人の様子を観察し異変がないか慎重に見守ります。
一口目、無事にクリアです(ばんざーい!)
長男にしてみたら「なんでお腹空いてんのにこんな少ししか食べられないんだよ」って感覚だったと思います(笑)
実は、先生に「いつも食べなれている食事も持ってきていいですよ。」
と言われていたのでおにぎりも持って行っていました。
持って行って大正解でしたね(笑)
「ぼくお腹空いてるの。ラーメン食べたいの。」
食べることに意欲的な長男を見て嬉しくなったことを思い出します。
合間におにぎりを食べながらその後もチビチビラーメンを食べてはバイタルチェックしてを繰り返すこと数時間。
結果・・・・・・・
無事クリアです!!
予定していた50gを問題なく食べきることができました(泣)
(あ、ラーメンは「冷やし」にしたのでのびまくる心配はそこまでありませんでした 笑)
食物負荷試験の結果
この結果を受けて
卵を少し含む食品から少しずつ摂取していきましょう。
と今後の方針が決まりました。
もう、これは本当にうれしい瞬間でした。
ずっと卵完全除去の生活にピリピリしていたので。
食物負荷試験後の生活
この後は卵アレルギーでの通院はしませんでした。
長い時間をかけて少しずつ私が卵を含む食品を与えてみて様子を観察し
だんだん卵の量が多い「クッキー」なども食べられるようになり、
3歳の誕生日にはケーキも食べられるようになりました(泣)
小学二年生になった今は「生卵」でなければ
特に症状も出ずに食べることができるようになりました。
卵焼きが食べられるようになるなんて(しかも大好き)本当に嬉しいです。
(ま、ほかにもアレルギーはあるんですが^^;それはまた別の機会に…)
以上、
卵ボーロでアナフィラキシーショックを経験し、
卵完全除去生活をしていた
卵アレルギーの長男が、食物負荷試験を経て
卵を食べられるようになったお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。