学校行事の割り当てを決めるために「オーディション」を受けた次男。希望したのは「ピアノ」。習ってもいないピアノに立候補したことにとても驚いたのですが、できるわけないよ・・・と思ってしまったことを申し訳なるくらい一生懸命練習し、上達する姿に感心して見守っていました。
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【「努力は人を裏切らない」って言葉、ささってるんだ】 - 【サマブロ】札幌で子育て
オーディション合格
「オーディション合格したよ!」と次男から報告を受け、一瞬固まりました。
楽譜の30%くらいしか弾けるようになっていなかったので、正直合格するとは思ってなかったんです。
どうやらオーディションを受けた人数が少なかったらしくたまたまその中では次男が弾けているという判断をされたみたい。
先生から入電
戸惑っていると先生がわざわざお電話をしてくださいました。
ピアノを習っていないこと、楽譜が読めないことをかなり心配されていて、母親である私のサポートが必須なので連絡をくれたのかな?と途中までは思ったのですが、今考えてみると「断念するなら早い方がいい」という連絡だったのかもしれません。
次男の決断
まだ弾けていない部分にチャレンジする次男。
もし厳しそうなら無理せず他の楽器でも大丈夫だよ。ここまで弾けるようになっただけでもすごくびっくりしてる!頑張ったと思うよ!と声をかける私。
正直いうと1ヶ月くらい時間があるなら全力で応援できたのですが、1週間で弾けるようになってほしいとのお達しが出ていたのでこれは難問すぎる‥と私は感じていました。
弾きたい気持ちを捨てきれない次男。
でもどうしても続きがうまく弾けない。
諦めたらオーディション落ちた人たちにも申し訳ない。
様々な葛藤が見て取れました。
私も一緒にかなり悩みました。
それでも決断は早めにしなければなりません。
次男は
涙ながらに「諦める」という決断をしました。
私ももらい泣きしてしまいました。
短時間ですごく頑張った姿を見ていたので。
せめて時間がもう少しあったら‥泣
とても残念ですが、なんとか励まし気分転換。
本当によく頑張ったー。たくさん練習したことも、断念する決断も。
担任の先生とのやり取り
「断念したことを自分で伝えるのは辛い」という次男に代わり、私が先生宛にお手紙を書き次男にもたせました。「断念するのはとても悔しいけど本人も短時間で仕上げるのは厳しいと自覚していること、その後の楽器の割り当てについてお手数おかけしますがフォローお願いします。」という内容で。
断念することを伝えた日の次男がとてもご機嫌に帰ってきて「先生に頼まれた楽器を担当する!」とイキイキとした様子で伝えてくれました。
その後担任の先生も改めて電話をくださって「不安なパートがあったので次男君に相談してみたら『うん!やる!』と元気に応えてくれました」との事でした。
伝え方として『不安なパートがある、次男君にそのパートのリーダー的な役割をしてもらえたらとても助かる』と、次男の本来やりたかったピアノができなくなり落ち込んだ気持ちを考え、「ぜひやってほしいパートがある」という話し方をしてくれた担任の先生にはとても感謝しています。
子どもとの関わり方としてとても参考になる出来事でした。
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