
今年度(2025)から「所得制限が撤廃された」と聞いていたはずの就学支援金。にもかかわらず、通知を確認してみたところまさかの「不認定通知」――
今回は、思わず混乱してしまった私自身の体験を、忘備録として残しておきます。
【不認定通知が届いた日】
2025年7月上旬、登録したメールアドレスに「【高等学校等就学支援金オンライン申請システム(e-Shien)】審査完了通知」という案内が届きました。

案内に沿ってさっそくアプリ(e-Shien)を開いてみると、表示されたのは「不認定」の文字。

「所得制限はもう撤廃されたはずじゃなかったの?」
「何か手続きミスをしてしまった?」
「このままでは授業料を支払わないといけないのでは?」
そんな不安が一気に押し寄せました。
【学校に確認した結果】
結論から言えば、今回の「不認定」はあくまで一時的な処理だったようです。
学校に問い合わせたところ、
- 
所得超過で「不認定」扱いとなっているが、 
- 
すでにマイナンバーで所得情報が連携されており、 
- 
今後の手続きは不要、授業料の支払いも発生しない 
との説明を受けました。
なんだかわかったようなわからないような…💦
正直あまり親切な説明を受けることはできなかったのですが、学校の担当の方の口調がキツくてこれ以上質問しにくいな…と感じ電話を切りました。
その後、どうしても納得いかない部分については自分で調べてみて、ようやく腑に落ちました。
【結論:2段階で実質的に所得制限撤廃になっている】
学校の担当者からは「今後手続きは必要ない」ことと「授業料を支払ってもらうことはない。」という重要なポイントは聞き出すことは出来たのですが、それがいったいどういう仕組みなのかは説明がなかったので自分で調べてみました。
その結果・・・
2025年度からは、まず「 高等学校等就学支援金 」で所得910万円未満の世帯が授業料支援を受けられますが、同制度の所得制限で 不認定 となった世帯向けに「 高校生等臨時支援金」(年額118,800円)が創設され、第1段階の“不認定”を第2段階で実質的にカバーする仕組みとなっている。
という事のようです。
参考にしたのはこちら↓
リーフレットも比較的わかりやすいです。


支援金の対象が広がったこと自体はありがたいことですが、それに対して通知の内容や表現が追いついていないように感じました。
アプリに表示される「不認定」の文字はインパクトが強く、何の補足説明もなければ、誤解してしまいます。
自治体や学校によって進め方も違う可能性があるので、まずは学校に問い合わせてみるのが良いかもしれませんね。
(私は問い合わせたのですが、やや不安が残ります・・・💦)
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制度を活用させていただく立場ではありますが、「不認定」の表示だけだと戸惑ってしまう方も多かったのではないかと思います。また、学校側もその対応に追われたかもしれませんよね。リーフレットを見る限り、もう一度申請の手続きが必要なのではないかと思うのですが学校には「もう手続きはいりません」と言われたのでそれに従おうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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