【サマブロ】札幌で子育て

札幌で子育て中のサマです。

残った給食の持ち帰りは禁止?札幌市の取り組みは?

先日、長男(中1)が給食の余ったパンを持ち帰ってきました。

「休んでいる人がいて余っててもったいないから、食品ロス嫌だし。」と食べることが大好きな長男らしい理由だったのですが・・・。

そもそも給食って持ち帰ってくるのNGではなかったかな?と思い調べてみました。

(私の時代はわざとゼリーを開けずに持ち帰って冷凍庫で凍らせてから食べてたりしたけど。)

給食持ち帰り禁止の文言

平成21(2009)年4月1日から施行の学校給食衛生管理基準文部科学省)を読んでみると、様々な項目がある中のひとつに「残食及び残品」についての記述があります。

パン等残食の児童生徒の持ち帰りは、衛生上の見地から、禁止することが望ましい。

https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/__icsFiles/afieldfile/2009/09/10/1283821_1.pdfより引用

このように「禁止することが望ましい」という文言があるんです。

学校により多少は対応が違う可能性がありますが、基本的には学校給食衛生管理基準に則った対応を取られていることが想定されますね。

つまり、余ったパンを持って帰ってきた行為はやっぱりNGだったんですね(^-^;

さっぽろ学校給食フードリサイクル

では、余った給食はいったいどうなっているのか。

札幌市では「フードリサイクル」という取り組みを行っているようです。

フードリサイクルとは

札幌市では従来からゴミの分別、資源化の促進に取組んでいますが、その一環として学校給食を作る過程で発生する調理くずや残食などの生ごみを堆肥化し、その堆肥を利用して作物を栽培し、その作物を学校給食の食材に用いて子どもたちが食するという食物の循環「さっぽろ学校給食フードリサイクル」に平成18年度から取組んでいます。
単に学校給食の調理くずや残食のリサイクルだけではなく、食や環境を考え、ものを大切にする子どもを育てることを目指しています。

さっぽろ学校給食フードリサイクル/札幌市より引用

  1. 給食を作るときに発生する調理くずや残った給食などの生ごみを堆肥化
  2. その堆肥を利用して作物を栽培
  3. その作物を学校給食の食材として使用する

という取り組みを平成18年度から行っているそうです。確かに学校のお便りなどで見た覚えがあります。

まとめ・関連記事など

今回の長男の「もったいない」という気持ちはとてもよくわかりますし、正直私も未開封のパンを持ち帰ってその日のうちに食べるくらいいいのでは‥?と思ってしまうのですが万が一のことがあってはいけませんもんね。

長男にも「肥料として使われてまた給食に使われるみたいだよ。」と話しておきました。(学校で聞いたことあるはずだけど^^;)

関連サイトはこちらから↓

さっぽろ学校給食フードリサイクル/札幌市

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