【サマブロ】札幌で子育て

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子供の睡眠時無呼吸症候群(アデノイド肥大と難治性中耳炎の治療記録)

長男の睡眠時無呼吸症候群を解消するため、「アデノイド肥大」の治療と同時に「中耳炎」の治療を行うため入院をした時のことについての記録です。

 

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子供のいびきは病気のサインかも?!体験談。 - 【サマブロ】札幌で子育てもあわせてご覧くださいませ。

 

治療までの経過

長男は2歳の頃から中耳炎(急性中耳炎、滲出性中耳炎)を繰り返していました。幼稚園の年中の終わりに差し掛かったころ、それまでにないいびきが気になり睡眠時無呼吸症候群の検査を受けたところ、治療が必要なレベルと判断されたことから、かかりつけの耳鼻咽喉科クリニックの先生に手術のできる病院を紹介してもらい入院、手術を行うことになりました。内容は「アデノイド肥大」の治療(切除)と「難治性中耳炎」の治療(チューブ挿入)です。

紹介先の病院での検査

入院前にまずは紹介先の病院へ診察を受けに行きました。
レントゲン検査では「アデノイド肥大」もさることながら副鼻腔炎もかなり酷いと担当の先生からお話がありました。本来空洞であるべきはずのところが両鼻共にびっしりと埋まっている状態とのこと。
他、心電図尿検査胸のレントゲン聴力検査などたくさんこなしました。
最終的に担当医からのお話では「アデノイドはさることながら、聴力検査の結果が(先生が)想定していたよりもかなり悪いということ、睡眠時無呼吸症候群もあること、アデノイドはまだ大きくなる可能性もあること、これらのことは成長に影響が出ることなどから手術が望ましい」との判断でした。
(聴力検査の結果には私は納得でした。普段の生活に影響があるくらいその頃の長男は耳の聞こえが悪かったのです。)

入院日数と術後の経過

3泊4日の入院生活。まず手術の前日に入院をし、その日は改めて診察と手術についての説明をうけました。
喉の奥にあるアデノイドの切除をすること、初めて全身麻酔をするということで私はちょっと緊張していましたが長男にそれが伝わらないように気を付けていました。幸い子供にとってとても過ごしやすい環境が整えられている病院で空き時間を楽しく過ごすことができ安心したのを覚えています。

 

「手術室にお母さんは一緒に行けないからね。お気に入りのおもちゃひとつだけもってきてね♪」と説明をうけ喜ぶ長男。子供にも丁寧に説明してくれる体制がとてもありがたかったです。

入院2日目はいよいよ手術です。午前中の手術なので午前8時以降は水分も禁止。プレイルームで楽しく過ごすことでなんなくごまかせました。そしてお呼びがかかり手術室へ。看護師さんたちがワイワイ迎えに来てくれて長男のお気に入りのおもちゃについて「かっこいいね!これなんていうの~?」(仮面ライダーの人形)などと、楽しく話しかけてくれてその流れでスムーズに手術室へ自分で歩いていきました。

約2時間後、手術を終えた長男を迎えに行きました。まだ麻酔がさめきっていないこともありかなり泣き叫んでいて胸が痛みましたが手術自体は問題なく終了です。先生のお話を聞くと「(耳に)浸出液がかなり溜まっていた。あれじゃ聞こえないのも仕方ない。きれいに洗ってチューブで風通しをよくしてありますから。」と言われました。麻酔がしっかりさめて、のどの痛みも落ち着いた長男が発した言葉は「うるさい!」でした。それまであまりにも聞こえていなかったのが、「通常の聞こえる状態」になったことで「うるさい」と感じたようです^^;もちろんアデノイドの切除のほうも問題なく行われました。
やはりのどの痛みはあるようでしたが、水分もとることができ、夕方にはいつものように声を出して遊べるようにまで回復。

手術を終えて2日後、診察を受けてから無事に退院することができました。もう食事も普通にとっていいとのことです。(病院でも食事は出されていましたがあまり食べられていませんでした…様子を見る限り、口に合わなかっただけかもしれません^^;)

 

治療してみて

この時治療をしておいて本当に良かったなと思っています。まず耳の聞こえが復活して普段の生活がスムーズになったこと、いびきが落ち着いたこと(それに伴う心配事もなくなりました。)、そして鼓膜にチューブ挿入を行ったことによりそれまで毎週のように通っていた耳鼻科へお世話になる頻度がぐんと減りました。(術後数回はかかりつけクリニックでチェックをしてもらっていました。)

年中だった長男はその後、当時のような大きないびきをかくこともなくなり安眠できています♪あんなに繰り返していた中耳炎も小学生になってからは1度だけ。(そもそも大きくなるにつれて中耳炎になる率は減るそうですが。)鼓膜のチューブは1年生の時に耳鼻科へかかったときに見ていただくと自然に抜けていたので先生に取っていただき長男と二人でお世話になったチューブを見てお別れを告げました(笑)

 

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